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萌え絵の顔についての考察

萌え絵の顔についての考察

萌え絵を描くとき、一番目を引く「顔」はやっぱり一番力を入れたいですよね。今回はその最も重要といっても過言ではない「顔」の描き方について考えてみます。

・構成比率から考える顔の描き方
人体を描くときに、全体の指標となるのが各々の部位の「比率」です。
レオナルド・ダ・ヴィンチのウィトルウィウス的人体図などは一度は見た事があると思います。以下はウィトルウィウスが提唱した人体比率理論です(抜粋)。

  • 掌は指4本の幅と等しい
  • 足の長さは掌の幅の4倍と等しい
  • 肘から指先の長さは掌の幅の6倍と等しい
  • 身長は肘から指先の長さの4倍と等しい(掌の幅の24倍)
  • 腕を横に広げた長さは身長と等しい

腕の比率、胴体の比率、足の比率があるように、顔にも同じように比率があるのではないでしょうか。
個人的な萌え絵における「顔」の比率について考えてみました。

顔のアタリと取る際は、下図のように頭部を丸で描き、下顎を描きたしていくと綺麗に形取れます。

顔のアタリ

顔の構成比率の確認として、頭部の丸を基準にして等分しました。

顔の構成比率の確認等

上図のように等分すると各要素をどこに配置すると良いか、ある程度把握することができます。
また、各要素同士の位置関係も比率で明確化することにより、全体のバランスもとりやすくなります。

この等分を感覚的に意識できるようになれば、角度をもった顔も整合性がとれた比率で描く事ができるはずです。
プロの絵描きがこうした比率のアタリを細かくとりながら描いていないにもかかわらず、すらすらと描写できるのは、頭の中に比率のイメージが刷り込まれているからではないでしょうか。

正面からの顔がうまく描けない、角度をもった顔がうまく描けないという人は、一度こうした構成比率をもとに描いてみると新しい発見が見つかるかもしれません。

構成比率の確認等その2

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