髪を描くのって難しいですよね。「髪」は細い糸のようなものが何本も集まって、それが集合した結果髪型としてひとつのシルエットになっています。
クロースアップして観るとややこしい立体の究極体に見えますが、萌え絵を描く際は一本一本の髪に注目したりして描写したりしません。ある程度、髪をブロックとしてまとめて描写するんですね。「毛束」と言えば分かりやすいでしょうか。
そこで、髪をブロックとして、ある程度まとめて捉えた描き方について考えてみました。

髪をブロックとして描く際、額の中心からつむじにかけてラインを引き、その中心線から生えているイメージで描いていきます。

ブロックは3つ。
前髪、サイド、後ろ髪です。



もちろん髪の毛は頭部全体から生えていますので、全ての毛流れをつむじラインから引くと不自然になってしまいます。
あくまで「イメージ」として捉えてください。
髪を描く際は「立体感」を意識しておくと説得力が増します。
毛束同士が重なり合ってる様子など描くと情報量も増えて髪特有の複雑さを演出できますよ!