

黄金比ってなに?
- デザイン参謀
- 4月 5, 2019
- 11:13 am
黄金比という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
黄金比についてwikipediaで調べると・・・
「黄金比(おうごんひ、英語: golden ratio)は、線分を a, b の長さで 2 つに分割するときに、a : b = b : (a + b) が成り立つように分割したときの比 a : b のことであり、最も美しい比とされる。貴金属比の1つ(第1貴金属比)。」
と記述されています。
数式で説明されて、よくわかりませんよね。大丈夫です。デザインをするにおいてこの数式を理解する必要はないです。
覚えておいて欲しいのは、「デザインにおいて黄金比は人間が最も美しいと感じる比率(1:1.6)」ということです。
黄金比をデザインに取り入れることによって、直感的に美しいと感じる表現ができるのです。
この無意識レベルで美しいと感じる黄金比は過去の巨匠も利用しており、レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザや、ミロのビーナス、歴史的な建造物であげれば古代エジプトのピラミッドやパリの凱旋門などで見られます。私たちの身近なところではGoogleのロゴ、ツイッターやアップルのロゴなどでも利用されていますね。
この黄金比で構成された長方形(黄金長方形)を正方形の角を使い滑らかな曲線を引く事で螺旋状のライン(フィボナッチ数列)を描く事ができます。
この螺旋はひまわりの種や貝殻など自然界でもよく見られる、神秘的で美しい螺旋なのです。
いかがでしょうか?
デザインにおいて必ずしもこのような比率を用いるということが最良ではありません。
ですが、色々な要素をデザイン全体でうまく調和させるために取り入れることで美しい比率の力を発揮できるのではないでしょうか。
美しいとされる比率には他にも白銀比や青銅比などがありますので、また紹介できたらと思います。
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